【チタニウム プロテクションスクリーン】クリアでシンプルなデザインだからこそ美しい。

2022 / 05 / 23 - Information
チタニウム プロテクションスクリーン オイルクーラー for BMW R 1200 R LC

日本人特有の美意識の中に余白や空間的な間を意図的に取り入れる美というものがあるそうです。

枯山水の庭園はもとより、絵画や書道においては「余白の美」ともいわれ墨で書かれた部分と同じくらい余白を大事にします。茶道、わびさびでは「不足の美」などともいわれています。とかく日本特有の美意識のひとつ。寺社や庭園などに見られるように無為な装飾はせずシンプルに自然と同調させ全体の美しさを高めひきだしています

※ 「引き算の美学」枯山水は水を表現するために敢えて庭園からそもそもの水をとってしまうほどシンプル。

…と長々と余談になってしまいましたがカスタムにおける美しさとは車輌全体の佇まいだとおもいます。

個としての主張が強いデザインパーツを多数装着しているとどうしてもちぐはぐで乱雑な印象を受けやすい傾向になります。無為に飾られ主張しすぎたデザインや形状は、車輌そのものが本来持つ美しさやスタイルをその強すぎる個性によって崩してしまいます。プロダクトの役割、機能は当然で如何に車輌のスタイルを崩さずに美しく装着できるかに重きを置くことが製品をつくるうえでの重要なファクターであると考えます。オートバイはたくさんのパーツがひとつに組み合わさった乗り物。個々のパーツの過剰な主張は車輌全体のフォルムの整合性にずれを起こしかねません。

モトコルセのチタニウム プロテクションスクリーンのデザインは至ってクリーンでシンプルなデザイン。複雑余計な飾り気もなく、スッと落とし込まれるように車輌にマッチします。

チタニウム プロテクションスクリーン ラジエター ・ オイルクーラー for Ducati Panigale V4 / Streetfighter V4
※ センター、サイドともに均一のスッキリしたエッチングデザイン。

エッチングデザインはよくあるセンター部分は細かでサイド部分にいくほど荒くなるようなエッチングデザインではなくあえて均一の穴径にしたエッチングデザイン。見た目のスッキリとしたデザインもありますが機能面としてもしっかりと理由があります。

前者のセンター部分、サイド部分の異なる穴の大きさは中央部はタイヤが跳ね上げる小石やタイヤカスなどを防ぐためであり側面にいくほど影響が少ないと考慮してのデザインだとおもわれます。

ですが、サーキットなどでは異なるホールデザインの影響はあるかもしれませんが、普段使いである一般道ではどうなのでしょう。プロテクションスクリーンと名称しているだけあってもちろん保護、守るといったことが主となる本製品。しかし単純に守るだけに特化するのならばホールデザインを細かくすればいいだけのこと。とはいえなにごともバランスが大事、細かい穴であればあるほどラジエターが取り込む空気量は減っていくもの。ラジエターフィンが潰れ冷却効果を落とさないようにすることが目的の商品にも関わらずそもそもの冷却効果を落としてしまうのでは本末転倒です。

※ 渋滞に巻き込まれると電動クーリングファンがどれだけ効率よく機能するかが重要に。

サーキットと一般道での大きな違いといえば、絶えず走行風をラジエターに送り込めるのがサーキットであるならば渋滞や信号待ちなどで走行風を受けられない状態が続くのが一般道です。この走行風を得られない際にラジエター背部のファンが作動しラジエターの冷却効果を促しますがホールデザインである穴径が小さければ小さいほど恩恵は失われます。ここで上に記載したようにバランスになってきます。

モトコルセのチタニウム プロテクションスクリーンは全面フラットでクリーンなデザイン。あえて中央、側面ともに同じようにした理由はこれにあります。また今まで多数販売した中でユーザー様からのコメントとしてセンター部の穴径が大きいので巻き上げた小石でフィンにダメージを受けてしまったなどのお声もありません。ご安心してお使いいただけます。

全面を均一でクリーンなデザインにしている理由は渋滞時などを考慮した設計。

チタニウム プロテクションスクリーン ラジエター for Ducati Monster (937)

電動クーリングファンを装着していないレース車輌での使用を目的とした設計ではなく、渋滞時の対応など公道での使用を目的に開発しています。通常、走行中に水温が上昇してしまうことはほとんどありません。プロテクションスクリーンのトレードオフによる性能低下が試されるのは走行風が得られなくなる渋滞時です。その状況では必要なフレッシュエアーの吸引は電動ファンのみが頼りとなってしまいます。ラジエターの裏側に取り付けられた電動ファンができる限り多くのフレッシュエアーを抵抗なくスムースにラジエターコアに吸い込めるように最大限に開口部を大きくブリッジ部を細く全体を均一でクリーンなデザインにしています。もちろんプロテクション効果に付いてはレース使用も含めフロントタイヤからの跳ね上げによる中央部のダメージなどまったくない絶妙なデザインです。

思っている以上にフィンはダメージを受けています。

前方を走行する車やフロントタイヤが巻き上げた小石は大切な冷却パーツであるラジエターのフィンに変形や損傷を与えます。よく確認すると思っている以上に小石や枯葉、虫がフィンの内部にはさまっていることも。飛来物によっての変形もさることながら、虫などの死骸は酸を出すためラジエターの外観を白濁とした汚いものに変えてしまいます。冷却効果はもとより車輌の外観を損ねてしまうことにもつながってしまいます。

※ 思った以上にダメージを負い、いろいろとフィンの間に挟まってしまっている異物たち。

そして本製品の魅力のひとつである、その素材チタニウム。

現存する金属の中でもっとも耐腐食性が強いチタニウム。軽量で強度も優れた金属のため様々なテクノロジー分野でも使用されています。エキゾーストシステムなどでも多用されているためライダーの方々たちには馴染み深い金属だと思われます。ちなみにエキゾーストシステムでチタンとステンレス、製品価格を比較されたことはあるでしょうか。上記条件だけでの統計ではやはりチタンマフラーの方が圧倒的に高額で販売されております。モトコルセ チタニウム プロテクションスクリーンはそのように優れた性質ながらも価格も比例してしまうチタン素材を採用しながらも、現在市場で販売されているステンレス製のコアガードと比較しても、素材はチタンなのにそれほど変わらない価格にて販売しております。検討するならばステンレス製とチタン製、どちらを選択しますか。チタン製でこの価格、費用対効果としても高い製品となっております。

また、新車時きれいな状態のラジエターフィンである車輌購入時の必須アイテムとしてはもちろんのこと、既走行によるフィンのダメージやアルミニウム製ゆえ腐食、白濁など劣化してしまったラジエターやオイルクーラーでも後装着していただくことによりチタニウム特有の上質な美しさが新車時のようにラジエターやオイルクーラーまわりをリフレッシュしてくれます。

※ 不可能とされていたチタニウムのエッチングを世界で初めて採用。永きに渡りその機能と美しさを保ちます。

MOTO CORSE チタニウム プロテクションスクリーン

手に持った時に感じていただける軽さ。表面、裏面ともに遜色なく丁寧に処理を施したエッチング処理。モトコルセのこだわりを随所に注ぎ込んだ他に類を見ないコアガード、MOTO CORSE チタニウム プロテクションスクリーン。どうぞご検討くださいますようご案内申し上げます。

かの世界的に有名な芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチも名言を残しています。

Simplicity is the ultimate sophistication.

「シンプルさは究極の洗練である」と。

チタニウム プロテクションスクリーン for Ducati Monster 1200
チタニウム プロテクションスクリーン for Ducati XDiavel
チタニウム プロテクションスクリーン for Kawasaki Z900RS
チタニウム プロテクションスクリーン ラジエター for Kawasaki H2
チタニウム プロテクションスクリーン | 左 : MV AGUSTA F3 HONDA || 右 : HONDA CB1300 SUPER FOUR
チタニウム プロテクションスクリーン | 左 : BMW R nine T || 右 : SUZUKI KATANA

チタニウム プロテクションスクリーン ラインナップ

チタニウム プロテクションスクリーン for Kawasaki Z900RS

モトコルセ チタニウム プロテクションスクリーンは、モトコルセ オンラインストアならびに、
全国のオートバイ用品販売店様、オートバイ販売店様にてお求めいただけます。
ぜひ、ご検討くださいますようご案内申し上げます。